2012.09.09

手裏剣(2)


 立身流演武大会(1997年12月14日 佐倉市民音楽ホール)で四寸鉄刀(手裏剣)を演武いたしました。立身流の手裏剣術の演武は打剣後、居合で斬りつけます。この演武大会は立身流が伝える総合武術の様々な術技の数々を公開し、さらに各術技ごとに著名な流派を招き、演武をしていただきました。これは、立身流と他流との違いを踏まえた上で、それぞれの特色が観覧者にわかっていただくことが目的でした。このような比較演武会は初めての試みだったと想います。
 私にとって、手裏剣術の演武は初めての体験でした。一度手から離れたら修正不可能な手裏剣術、これほど演武場の環境(気温、湿度、ライトの熱)などに作用される術技はありません。だからこそ、精神と体の運用の一致を目指すには最適だと思っています。
 演武大会から15年、私の打剣スタイルも多少変わりました。この変化が手裏剣だけの体の運用ではなく、居合・剣術、日常の行動に活かせるようになって、本当の進歩と言えるのでしょう。
 この日、多くの武道関係の方々が取材してくださいました。四寸鉄刀についての感想を要約すると、次の2点になります。
(1)手裏剣術の現実的な用法を見事に表現している。
(2)様々な状況を生き抜く昔日の武士にとって、手裏剣術が必須の術技であることが理解できる。
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