2013.08.21

巻き落とし

 立身流の剣術と鎗術に「巻き落とし」という形があります。
 第46回全日本東西対抗剣道大会で京都の藤本巌選手(教士・八段)が鮮やかな巻き落とし面で一本取った瞬間が今でも忘れられません。
 立身流剣術の巻き落としは、敵、上段より面に斬ってくるのを、我、巻き落として敵、胸元に突き入れる。敵、後ろへ引いて肩上段に、すかさず我、後ろに引いて脇構えにとる。・・・・・形はこの後まだ続きます。
 この、上段から斬ってくるのを巻き落とす技が私は苦手です。そうかといって、受方(打太刀)が手心を加えて、スピードを緩めたり、一瞬止めたりしては形が死んでしまう。「敵が思い切り斬りかかるのを、鮮やかに巻き落とす」今の私の目標の一つです。『以前は出来たんだよなあ』は通じません。毎日の基本素振りに巻き落としを念頭においた素振りも取り入れています。
 ですから、定例稽古では、特に巻き落としの受方(打太刀)が打ち込む時、スピードを緩めないように強調しています。私以外はほとんど見事に巻き落としています。下の写真、早い動きにカメラがついて行けなく相当ぶれていますが、受方(白)の打ち込みに仕方(黒)が巻き落とそうとする瞬間を捉えています。相当、高い位置で敵の竹刀を捕らえていますが、これ以上低くなると敵の刀勢に負けて巻き落とす余裕が無くなるでしょう。
 この写真からいくつか学びました。このブログで、私の巻き落としを紹介出来る日が来ますように。継続は力!
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